夏に観たいサメ映画まとめ
夏だ!海だ!サメだ!
当然ながら今年の夏もやっぱり暑い。そんな時観たくなるのはどんな映画ですか?アクション?ホラー?やっぱりサメ?そこでみんな大好きサメ映画をまとめてみようと思います。
夏だ!海だ!とは言ったものの、近年のサメ映画は絶対に海が出てくるかと言われるとそうでもない。寧ろ海なんて周りに全くない雪山だったり、家のトイレだったり、上空だったり、サメは飛んでくるのが当然といったものもある。これはサメなのか…?と言えるようなものまで本当に幅広い。
そんな汎用性高いサメ映画ですが、わたし個人の独断と偏見で紹介して行こうと思います。
◼︎「ビーチシャーク」
面白さ:★★★★☆
真剣度:★★☆☆☆
サメ感:★★★☆☆
言わずと知れたサメ映画、タイトル通りビーチをサメが縦横無尽に泳ぎ回る。太古の生き残りの古代ザメらしいが太古本当恐ろしいな。設定に多少無理はあれど話のテンポは良いし皆テンション高いしとても面白いです、登場人物は割と皆食べられます。ビーチという特性を生かし砂をガラスに変化させて捕まえよう!(倒そう!)という発想もなかなかぶっ飛んでていいですね。
パーティーしてるシーンなんか夏らしくて今の時期にピッタリ、サメに襲われちゃうけど。結構オススメです。
◼︎「アイスジョーズ」
面白さ:★★★☆☆
真剣度:★★☆☆☆
サメ感:★★☆☆☆
2013/カナダ/82分
これぞまさにサメ=海という概念をなくしたサメ映画、この作品の舞台はなんとスキー場。雪山を縦横無尽に泳ぎ回るサメ(細かくはスカッカムという精霊に怨霊が宿ったもの?)がゲレンデで楽しくパーティーしてる若者達をばっくばくやっていく。雪山なのにビキニギャルもいてしっかりサメ映画の見所も揃えています。
若者と保安官のサメとの決死の戦い、突然出現する凶暴なサメ、オヤジ、謎の女性…
ゲレンデにサメが出る時点であまり設定に期待は出来ないわけですが「ぁ〜サメね、はいはい、居るよね雪山に〜」くらい軽い気持ちで観てみるといいと思います。
◼︎「ハウスシャーク」
面白さ:★★☆☆☆
真剣度:☆☆☆☆☆
サメ感:★☆☆☆☆
これまたタイトル通り、家の中に凶暴なサメが現れて住む人&家に入る人に色んなところから襲い掛かる戦慄の作品。家に出るサメ??そう家にサメが出る、サメはどこからでも出てくるそうトイレからも。怨霊だったり突然変異だったりそういうのは無くただ単に家に出てくる類のサメみたいです。恐ろしい。ハウスシャークを退治すべくおっさん達が協力し合いながら頑張る、心温まる完全にふざけ散らした映画です、個人的には嫌いではない。そしてサメはハリボテ。
◼︎「シャークトパス」
面白さ:★★★☆☆
真剣度:★★★☆☆
サメ感:★★☆☆☆
2010年/アメリカ/89分
シャーク(サメ)とオクトパス(タコ)の遺伝子を掛け合わせて生まれた、頭はサメで半身がタコの生物…シャークトパス。なんと水陸両用、遂に自力で陸上を移動するサメが現れた!
タイトルからしてふざけてるようにしか思えない作品だが、設定は割としっかりしてる(といってもまぁ限界はありますが)。軍事兵器として遺伝子操作で作られたシャークトパスと、逃げたサメを追う開発会社社長&娘の激闘の映画。ちなみに番外で「シャークトパスvsプテラクーダ」もあります。
◼︎「トリプルヘッド・ジョーズ」
面白さ:★★☆☆☆
真剣度:★☆☆☆☆
サメ感:★★★☆☆
「ダブルヘッド・ジョーズ」に続き、頭の数を増やして登場したトリプルヘッド・ジョーズ。海洋汚染により生まれた頭が3つあるサメが、水深800mにある研究所を襲いばっくばく食べまくる。ついでに近くで船パーティーしていた若者達も、賢く船を揺さぶりながら3つの頭でばっくばく。途中切られた頭から小さな頭が生えてきたりでもはやトリプルじゃねぇなんて思いますが、ツッコミどころは序盤からそれだけじゃないのでまぁまぁ流して見れます。サメ映画ならこれくらいふざけ散らしてるのも断然あり。
◼︎「シャークネード」
面白さ:★★★★★
真剣度:★☆☆☆☆
サメ感:★★★☆☆
87分/2014
サメ映画好きなら観たことがあるという人が多いシャークネード。メキシコ湾で発生した台風がサメを巻き上げロサンゼルスを襲撃、サメが暴風雨と共に人々に襲い掛かる!もうなんてこった!
正義感溢れる主人公がチェーンソーを武器にサメをバッサバッサ倒していくというハートフルサメ映画です。人気があり6作目まで出て完結している。
「シャークネード カテゴリー2」「シャークネード エクストリーム・ミッション」「シャークネード4」「シャークネード5 ワールド・タイフーン」「シャークネード ラストチェーンソー」
雪山やトイレからだってサメは現れるからね…台風に乗ってきても何ら問題はない。サメと戦ったり竜巻を爆破しようとしたりとなにかと規模の大きな映画ですが、その後宇宙へ行ったり時空を超えたりSFもびっくり。
しかし見所はやはり主人公のチェーンソー捌きですかね。サメにはチェーンソーが有効。
いかがでしたか、気になる映画は有りましたか?
ナチュラルにサメが海にいる映画って意外と少ないんだなぁ…古生代から姿があまり変わっていないとされるサメは、人類にとって未知で可能性を秘めた魅力ある生き物なのかもしれないですね。それにしてもやりすぎだけど
各映画の詳細は後ほど個別でアップしようと思います。今年の夏もサメ映画を観ながら涼しく楽しく乗り切りましょう。
:「夏に観たいサメ映画まとめ」
パシフィック・リム:アップライジング
前作に続き、怪獣とイェーガー(人々)の壮絶な戦いを描いた作品「パシフィック・リム:アップライジング」。
今回の主役は前作に登場した司令官スタッカーの息子、ジェイク・ペントコスト。(最後イェーガーごと爆発し怪獣を倒した胸アツな司令官)
裂け目が閉じられてから10年、人々は元の暮らしを取り戻しつつあった。そんな中、廃棄されたイェーガーの部品を盗み売り飛ばしながら悠々自適な生活をしていたジェイクは、自作で小型イェーガーを組み立てていた少女アマーラに出会う。
警察に追われた二人は、アマーラの作ったダンゴムシのように転がるイェーガー「スクラッパー」に乗り込み逃走。しかしスクラッパーの何倍も大きな正規イェーガーによって、敢え無く捕まってしまうのだった。
今回も操縦席がグラングラン。
あんなにコロコロ転がってなぜ無事なんだろう⁇
こうして留置場に入れられてしまったジェイクとアマーラだったが、ジェイクは義姉マコにより軍に復職するようスカウトされ、アマーラはイェーガーを作った技術を買われ訓練生として中国の基地、モユラン・シャッタードームに行く事になった。
(マコ登場!スタッカーに引き取られ育てられた為ジェイクにとっては姉、現在はPPDC[環太平洋防衛軍]の事務総長)
基地で二人を出迎えたのはレンジャーのネイト・ランバート。
ジェイクとは共に訓練を受けイェーガーに乗り、喧嘩をする仲だったが…軍を離れてからは疎遠になっていたようでジェイクからすると「同期が出世してちょっと上から目線」な状況。しかしこの二人、バチバチやるのかと思うとそうでもなく結構最後まで仲が良い。アマーラは同じ訓練生のヴィクトリアに目をつけられ、意地悪なことを言われたり突っかかられるがそんなに激しくぶつかる訳でもなく…。
そうこの映画、
人間関係の話しはそんなに深くない
だって怪獣映画だから。
さらっと「こんなことありましたよ〜」くらいに人間関係も過去話もあっさりと流していく…だって怪獣がメインの話だから。
そんな怪獣メインの映画だが、今回の話で重要になってくるのは無人機イェーガー。
中国のシャオ産業が開発している無人遠隔操作イェーガーの評議会が、オーストラリアのシドニーで開かれることになった。そこに居合わせていたのはイェーガー「ジプシー・アベンジャー」に乗ったジェイクとネイト、ヘリコプターに乗って会場に向かっていたジェイクの義姉、森マコ。
そして突如海から正体不明の未登録イェーガーが出現。武器は凄いし強いし、あっという間に破壊され大変な状況になってしまうシドニーの街並み。マコの乗るヘリコプターも故障し、ジェイクの目の前で墜落、帰らぬ人となってしまった。
マコ……
墜落の直前、マコは何らかのデータを送信しようとしておりそれが物ではなく場所を示している事が判明。ジェイクとネイトは調査の為シベリアの工場跡地へと向かった。
跡地へと向かった二人の前に現れたのは、評議会に現れたあの謎のイェーガー。ジプシー・アベンジャーはなんとかその謎の未登録イェーガーを倒すことに成功し、パイロットに出てくるよう促すも、人は乗っておらず。なんとこのイェーガーを動かしていたのは怪獣の脳だった。
シャオ産業が関わってる感じがプンプンする…
実はシャオ産業の社長リーウェン・シャオの下で働いているニュートン(胡散臭いサングラスの男)は、前作ハーマン博士と共に怪獣の頭の中に入りシンクロするという凄い体験をしている。それがキッカケになってか、ニュートンは自身のラボ(部屋)にアリスと名付けた怪獣の脳を置き、密かにシンクロを繰り返していた。
これはもう立派な怪獣中毒
怪獣の頭の中は人類には刺激が強すぎたようで、ニュートンは徐々に思考を怪獣に乗っ取られていってしまう。
さてシベリア工場跡地から回収されてきた怪獣脳×イェーガーだが、好奇心旺盛なアマーラはその中を見てみたい!と仲間を誘ってこっそり潜入することに。
メカ弄りが好きならそりゃ分からなくもないが…しかし一緒に入った仲間が負傷してしまい、結果仲間は観察処分、アマーラには基地からの追放が言い渡されてしまう。なかなかに処分が重い。
基地から出る前ジェイクとアマーラは深い話をしていたが、
逆境でも俺みたいに魅力的であれ
俺みたいにいい男は美貌が重荷だ
…というジェイクの台詞しか頭に入ってきませんでした。ジェイクすごい。
そして怪獣イェーガーの中を見たアマーラは、怪獣イェーガーがシャオ産業の技術を使っていることに気がつく。もはやアマーラがイェーガーに潜入したのはこの伏線の為だけでは?とも思えるが、シャオ産業、そして怪獣の脳…これによりニュートンが怪しいと推測することができ、ハーマン博士はニュートンに会いにいくことになった。
そして事態は急変。
完成し基地に運ばれてきていたシャオの無人機イェーガーが突如怪獣に侵食され、支配され暴走してしまう。どうやらニュートンの差し金で全ての無人機イェーガーに怪獣の部品が使われていたようだ。
暴走したイェーガーは基地を破壊し、大暴れ。イェーガーも破壊されパイロットも大勢負傷してしまうこととなる。
ニュートンを追ってシャオ産業に乗り込んだハーマンは彼をつかまえ無人機イェーガーの暴走を止めるよう迫るが、半ば怪獣に思考を奪われたニュートンはあろうことか閉ざされていた怪獣出現の裂け目の解放を無人機イェーガーに指示し、じわじわと裂け目は広がっていく。
ニュートンーーー!!!
リーウェン社長の登場で無人機イェーガー(とニュートン)の暴走は止められ裂け目の解放はストップする事が出来たが、怪獣に乗っ取られているだけのニュートンをハーマンは守ろうとし取り逃がしてしまう。そして恐ろしい事に一度開いてしまった裂け目の隙間から、怪獣が3体出現。よりによってカテゴリー4と5の超級。
どうやら怪獣達には怪獣戦争時代からある狙いがあるようだった。その狙いはなんと富士山。活火山でレアアースが豊富、そこに怪獣の血が合わさると大爆発を起こして地球は滅亡!なんてこった
ハクジャ、シュライクソーン、ライジーンと名付けられた怪獣3体は富士山を目指し日本へと向かい、急がないと富士山が大噴火して日本を中心に世界が終わってしまう…
基地のイェーガーはジプシーが一機しか残っておらず急ピッチで修理が進められ、パイロットは何故か無事だった訓練生(アマーラも)達が担う事になった。ボロボロの機体にまだひよっこの訓練生…無理がありすぎるけどいいんです、メインは怪獣だから。
一方東京ではカテゴリー4,5のやばい怪獣が大暴れ、すでに富士山に向かって進んでいた。日本の街は壊され人々は逃げ惑い…シェルターもあり住民の避難は完了!とは言うものの、絶対いると思うな、逃げ遅れた人。
そこに登場したジプシー・アベンジャー、ブレーサー、セイバー、ガーディアンの4機のイェーガー。ジプシーにはジェイクとネイト、他3機にはそれぞれ訓練生が乗り怪獣相手に大奮闘、優勢に戦いが進んでいった。しかしいつの間にか日本に来ていたニュートンが、独自で生産していた大量のメカを投入し怪獣がパワーアップ!巨大化し力をつけた怪獣相手に一気に劣勢に陥ってしまう。その影響でなぜか躍起になり敵に突っ込んだガーディアン(鞭使い)がやられ内パイロット一人が死亡。アマーラの乗るイェーガーもバッキバキにやられ脱出ポッドで脱出、残るイェーガーはジェイクとネイトのジプシーだけになってしまった。ネイトは負傷し、立候補したアマーラと操縦を代わると脱出ポッドで離脱。ジェイクとアマーラは二人でジプシーを動かし富士山へと向かう怪獣を追った。
怪獣を倒すためにジェイクが考えた作戦は、一度大気圏の外までいき怪獣の真上に落下するというもの。怪獣も聞いてビックリ
スクラッパーに乗り込んだシャオ社長に推進機(飛行の動力源)を溶接してもらい、準備万端。しかしスクラッパーがジプシーに引っかかりそのまま発進したためにリーウェン社長も一緒に大気圏へ!怪獣は富士山の火口へと迫り、ジェイクとアマーラは怪獣への落下に備えここで脱出するはずが残りのポッドが作動しない。ここにきてのポッドの故障に死を覚悟する二人だが、ジプシーにくっついてきていたスクラッパー(リーウェン)が二人をギリギリの所で助け出してくれ、脱出、ジプシー・アベンジャーは怪獣の真上に落下し無事倒すことができた。
地上ではネイトがニュートンを殴り捕獲。怪獣を倒したジェイクとアマーラは富士山の雪ではしゃいでめでたしめでたし、世界の平和は保たれたのであった。
その後捕らえられたニュートンはほぼほぼ頭の中を怪獣(プリカーサー)に乗っ取られた状態で、我々は諦めない!と騒ぐが、
ジェイクはそんな彼(プリカーサー)に
「次回は地球に来なくていい
我々が行く」
と宣言して話が終わる。
…これは、絶対続きがあるやつだ!!(パシフィック・リム3はまだ正式未発表
ジェイクの話からするに、裂け目を通って怪獣ワールドに乗り込むということだろうか。考えただけでも恐ろしい
怪獣一体に苦戦している人類が、ましてや怪獣の巣窟に行くなんて…怪獣に擬態でもするのかな。なにはともあれ続編が楽しみです。
パシフィック・リム
2018年公開のSF・怪獣映画「パシフィック・リム:アップライジング」の前作、パシフィックリム(Pacific Rim)。
監督/ギレルモ・デル・トロ
主演/チャーリー・ハナム、菊地凛子(芦田愛菜)、イドリス・エルバ、チャーリー・デイ、バーン・ゴーマン
2013年に公開され、6年前の作品なんですが、、
…すごい。
もし幼少期にこの映画を観ていたらトラウマになりそうだなぁ‥というのが印象。夢とかに出てきそう。
とにかくまぁ怪獣が凄く強くて、半端なく怖く容赦ない。
内容はこう。
2013年に突然太平洋の海の底にでっかい穴が開き、異世界(怪獣の世界)と繋がるワープゾーンが出来てしまった。
そこから現れたでっかい怪獣が人々を襲い、街は破壊され、怪獣の脅威に脅かされてしまう。それに対抗すべく人類はでっかい有人型ロボット「イェーガー」を作った。
これのお陰で人間優勢、定期的に穴から現れる怪獣も難なく討伐することができたのだった。
しかし怪獣が現れたら倒せばいい、というスタンスで数年が経過した頃、少しずつこの戦いにも陰りが見え始める。
2020年、怪獣が現れる頻度は増え、当時イェーガーに乗っていた主人公とその兄が強い怪獣に苦戦していた。戦いの末、兄は帰らぬ人に‥。
その頃からイェーガーは、お金が掛かるし、コスト的な問題もあり作るのをやめて代わりにでっかい壁を作れば良いんじゃないか?という「大きな壁作戦(命の壁?)」が進行していくことになる。
しかしながらこの大きな壁は、あっさり壊された。
やっぱり助けてイェーガー!
いよいよ怪獣が現れるまでの時間が短くなり、なんと一度に2体も現れるという人類滅亡までのカウントダウンが始まってしまう。
そこで考えたのが「穴(ワープゾーン)を爆破して壊そう作戦」である。
なぜ最初に考えなかったのか…
(穴が“海底”だから⁇)
人類はやっと気づいたんですね。そう、出没源を断てばいいと。
穴を塞ぎに向かったのはイェーガー「ジプシー・デンジャー」を操縦するローリー・ベケット&森マコ(菊地凛子)、「ストライカー・エウレカ」を操縦する司令官スタッカー・ペントコスト&チャック・ハンセン。エウレカを操縦していたのは元々はチャックとその父ハークだったが、ハークの負傷によりスタッカーがコンビを組むことに。
メイン登場人物が多いのと各個人の過去話や関係やら感動する良い話色々ありますが…正直そんなに重要じゃないです。メインは怪獣(とイェーガー)
穴を破壊しに行く間も怪獣が現れたりでイェーガー部隊は大苦戦。
そんな中「ストライカー・エウレカ」に乗るスタッカー達は、イェーガーを自爆させ2体の怪獣を倒し仲間の為に道を作った。
司令官んんんんん!!!
なんやかんやで穴の爆破は成功し、ローリーとマコはカプセルで無事海上に出る事が出来ました。ハッピーハッピー。
人類の平和は守られた!
見所は怪獣の本気さと、イェーガーの格好良さと、話のテンポの良さかなと思います。芦田愛菜ちゃんも菊地凛子(マコ)さんの幼少期役で出てる。
怪獣にレベルがあるのもいいですね。
あんなに激しく戦うのにイェーガーの中(操縦席)が結構アナログでぶらんぶらんなのは気になるけど…
穴爆破したのに続きがあるなんて、本当地球も大変。
怪獣とイェーガーの闘いはまだまだ続く。
:「パシフィック・リム」
プール
#シチュエーションパニック #洋画
プールで泳いでいる姉・ブリーと、そこへ泳ぎにやって来たちょっと口の悪い妹・ジョナの二人がプールに閉じ込められるお話。
『プール』
監督/マット・エスカンダリ
脚本/マットエスカンダリ、マイケル・ハルトクイスト
主演/アレクサンドラ・パーク、ノラ=ジェーン・ヌーン、ダイアン・ファール、トビン・ベル
プールに閉じ込められるってどんな状況?と思った人もいるのではないでしょうか。
この市民プールには風呂釜の蓋のようにぴっちり閉まるシャッター(電動)が付いていて、中からは開ける事が出来ない。
そんなシャッターのせいで、若い二人の姉妹はとんでもない目に遭ってしまう。
婚約者から貰ったでっかい宝石付きの指輪を付けたまま泳いでいた姉・ブリー。
大切な物だから身につけておいた方がいいのか、外しておいた方がいいのかの是非は分からないけれど…今回は確実に後者。
この指輪のせいでどえらい(大変な)目に遭います
ブリーが指輪がなくなったことに気がついたのはプールが閉館する直前。後から泳ぎに来た妹・ジョナが「あれじゃない?」とプールの底に落ちている指輪を発見した。指輪は排水溝にはまりなかなか抜けず、二人でどうにか取ろうとするがプールの深さは3.7メートル。
めっちゃくちゃ深い
なかなか取れない指輪を頑張って取ろうとするブリーとジョナだが、そうしている間に館長は潜った二人に気づくことなくシャッターを閉めてしまうのだった。
館長ぉおおお!!!
始めの方に“シャッターのせいでとんでもない目に…”と書いたけれど、どう考えても館長のせいであり、抜けるような指輪をしていた本人のせいであり…
紛う事なく人災
シャッターは悪くない。確認作業って本当に大事
ここまではおっちょこちょいが生んだハプニングの産物(事故)ですが、事態は一転。映画序盤で登場した、保護観察中だという手グセの悪そうな女性作業員が二人の存在に気付きます。
人が来た!プールから出れる!
姉妹がそう思ったのもつかの間、この女はなかなか助けてくれないどころか、プールサイドに置いてあったバッグから金品を抜き取るわ、意地悪なことを言うわ、カードの番号を聞き出そうとするわ、やりたい放題。
とんでもない悪者登場だが他に助かる術もないので、どうにか出してくれるように頼むもののそうもいかず。
その間にも姉の具合は悪くなり(持病があり注射が必要)長いことプールに浸かっている二人の体力は奪われていくのでした。
女の行いにキレた妹ジョナは、反撃を開始。
僅かにあいている隙間に女を呼び、破片で攻撃。
怪我を負わせる事は出来たものの、姉は弱っていき、指輪も取り上げられ、女はシャッターを開けると言いながらもどこかへ行ってしまう。追い詰められたジョナは自らの死を考えるが、ブリーにより救われる。
(姉妹は過去に起きた父親からの暴行や家の火災のことで問題を抱えていたが、この極限の状況のお陰か語り合う事ができ、二人の間のわだかまりは解消。)
瀕死だけれど姉妹の仲は深まった…
これによりパワーアップした妹・ジョナ。
側溝の蓋を持ち上げると、プールのシャッターをドーン!ドーン!と割り始め、シャッターを破壊。
そして二人は見事プールから脱出。
最後女と一悶着ありましたが、ブリーの婚約者が心配し警察に通報してくれたおかげで、二人は無事に生還する事ができました。
めでたしめでたし、、
妹の口がめっちゃ悪いのと、館長も嫌味ったらしいのと、女の性格が悪いのと…登場人物がやいやい言い過ぎて少しうるさいのは気になるけれど。
どうやって脱出するんだろう?
というか脱出出来るの?
というドキドキ感は味わえてよかったです。
プールから上がる時間は守りましょう。
…あと入る時は髪は結んだ方が良さそうですね
:『プール』
NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム
オンラインゲーム《NERVE/ナーヴ》若者達の無謀な”挑戦”を映した、(アクション)スリラー映画
《NERVE/ナーヴ》はネットで個人情報登録をし、視聴者か挑戦者かを選んで参加することができる。視聴者は有料で挑戦者の配信を観ることができ、挑戦者を選んだ人は視聴者が出すミッションを時間内にクリアしなければならない。クリアすると賞金を獲得。
そしてその額はどんどん大きくなり、挑戦の内容もより過激になっていく…
リアルでもありそうな話で。
SNSやテレビで目にするようなおふざけ動画(軽いものから警察沙汰まで)をネットで生配信し、お金がもらえて視聴者が増えていくという
はじけたい若者達に大受けしそう
チャレンジの内容にもよるけれど…ちょっと面白いことをしてお金が貰えるなら、やってみたくなるのも分からなくはない(常識の範囲内で)。
そんな怪しげなゲーム《NERVE/ナーヴ》を勧めてきたのは、主人公ヴィーナス(ヴィー/エマ・ロバーツ)の友人シドニー(エミリー・ミード)。彼女は、チアリーディングの最中に生尻を見せる“挑戦”を行い、控えめで地味なヴィーにもゲームで挑戦をするよう勧めてきた。
シド「もっと積極的にならないと!
そうだあそこにいる彼(J.P/ヴィーの想い他人)に話し掛けてきなさいよ!」
いらん世話焼きのせいで淡い恋は散り、皆の前で振られるという友人にやられたくないワースト3に入りそうなことをされ傷ついてしまうヴィーナス。
そんな傷心の勢いから《NERVE/ナーヴ》の挑戦者に登録してしまうのだった。
そしてさっそくヴィーナスの挑戦がスタート。
最初の挑戦は“レストランで知らない男性に5秒間キスする”というもの。そこで出会ったのが「灯台へ」という本を読んでいた若い男性、イアン(デイヴ・フランコ)。彼にキスし挑戦を成功させたヴィーは、二人で“挑戦”を続けながらスリルと大金、そして(自由/解放感)を手に入れていった。
まるでシンデレラ・ストーリーの様な、地味なパーカー姿から一転、40万越えのラグジュアリーなドレス姿へ変身したヴィーナスはタトゥーも入れちゃって、イケメンとバイクで市街地をかっ飛ばす。
(挑戦“バイクで目隠しをして時速96キロだす”)
…バイクでの挑戦を成功させ、一気にゲームのランキングトップに躍り出たヴィーとイアン。その様子を見ていたシドニーは、ヴィーに負けじと「建物から建物に架けたハシゴを渡る」という命懸けチャレンジをするが、失敗してしまう。(生存)
(※絶対にマネしないでほしい。しないだろうけど。)
ヴィーはシドニーと大喧嘩。
もうこんなゲーム終わらせてやる!と意気込むものの、事態は急展開。警察に密告するというルール違反により、ヴィーはゲームの主催(?)側に拉致され強制的にゲームをさせられることに。ヴィーの友人らが裏でハッキングし、ゲームを消滅させようとしてる最中《NERVE/ナーヴ》の視聴者が集まる本拠地で、ヴィーとイアンは最後の挑戦をすることになってしまった。
ナーヴ 本拠地に着くと、
皆んな覆面被っちゃってお祭り騒ぎ
最後の挑戦は“先に相手を撃てば勝ち”というもの。
なんやかんやあってライバルだった男にヴィーが撃たれ、お祭り騒ぎしてたゲームユーザー達に人が死ぬようなゲームは消すよう呼びかけた。そしてこれに成功、見事《NERVE/ナーヴ》登録者は0になりゲームは消滅したのだった…
そして撃たれたはずのヴィーはなぜか無傷
実はライバルの男も巻き込んで一芝居うっていました、めでたしめでたし!という
本当めでたしめでたし
…って感じで。
激しめアクションや、ホラー、サスペンスが好きな人には若干物足りないかも…意外と皆無事なので「ぁ、なんだ大丈夫なんだ」っていう拍子抜け感は凄いです。
そこまで大事も起きず、若者が頑張って何かと戦い成し遂げる青春映画だと思えば、なかなか面白いと思います。
リアリティは◎
ヴィーのラメラメグリーンドレスとイアンのジャケット姿がとても似合っていて素敵なので、お洒落好きな人にも是非見てほしい作品だと思いました。