映画雑記

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NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム

 

 

オンラインゲーム《NERVE/ナーヴ》若者達の無謀な”挑戦”を映した、(アクション)スリラー映画

 

 

 

 

《NERVE/ナーヴ》はネットで個人情報登録をし、視聴者か挑戦者かを選んで参加することができる。視聴者は有料で挑戦者の配信を観ることができ、挑戦者を選んだ人は視聴者が出すミッションを時間内にクリアしなければならない。クリアすると賞金を獲得。

そしてその額はどんどん大きくなり、挑戦の内容もより過激になっていく…

 

 

 

リアルでもありそうな話で。

 

SNSやテレビで目にするようなおふざけ動画(軽いものから警察沙汰まで)をネットで生配信し、お金がもらえて視聴者が増えていくという

はじけたい若者達に大受けしそう

チャレンジの内容にもよるけれど…ちょっと面白いことをしてお金が貰えるなら、やってみたくなるのも分からなくはない(常識の範囲内で)。

 

 

そんな怪しげなゲーム《NERVE/ナーヴ》を勧めてきたのは、主人公ヴィーナス(ヴィー/エマ・ロバーツ)の友人シドニー(エミリー・ミード)。彼女は、チアリーディングの最中に生尻を見せる“挑戦”を行い、控えめで地味なヴィーにもゲームで挑戦をするよう勧めてきた。

 

シド「もっと積極的にならないと!

          そうだあそこにいる彼(J.P/ヴィーの想い他人)に話し掛けてきなさいよ!」

 

いらん世話焼きのせいで淡い恋は散り、皆の前で振られるという友人にやられたくないワースト3に入りそうなことをされ傷ついてしまうヴィーナス。

そんな傷心の勢いから《NERVE/ナーヴ》の挑戦者に登録してしまうのだった。

 

 

そしてさっそくヴィーナスの挑戦がスタート。

最初の挑戦は“レストランで知らない男性に5秒間キスする”というもの。そこで出会ったのが「灯台へ」という本を読んでいた若い男性、イアン(デイヴ・フランコ)。彼にキスし挑戦を成功させたヴィーは、二人で“挑戦”を続けながらスリルと大金、そして(自由/解放感)を手に入れていった。

まるでシンデレラ・ストーリーの様な、地味なパーカー姿から一転、40万越えのラグジュアリーなドレス姿へ変身したヴィーナスはタトゥーも入れちゃって、イケメンとバイクで市街地をかっ飛ばす。

(挑戦“バイクで目隠しをして時速96キロだす”)

…バイクでの挑戦を成功させ、一気にゲームのランキングトップに躍り出たヴィーとイアン。その様子を見ていたシドニーは、ヴィーに負けじと「建物から建物に架けたハシゴを渡る」という命懸けチャレンジをするが、失敗してしまう。(生存)

(※絶対にマネしないでほしい。しないだろうけど。)

 

ヴィーはシドニーと大喧嘩。

もうこんなゲーム終わらせてやる!と意気込むものの、事態は急展開。警察に密告するというルール違反により、ヴィーはゲームの主催(?)側に拉致され強制的にゲームをさせられることに。ヴィーの友人らが裏でハッキングし、ゲームを消滅させようとしてる最中《NERVE/ナーヴ》の視聴者が集まる本拠地で、ヴィーとイアンは最後の挑戦をすることになってしまった。

 

 

 

ナーヴ 本拠地に着くと、

皆んな覆面被っちゃってお祭り騒ぎ

最後の挑戦は“先に相手を撃てば勝ち”というもの。

なんやかんやあってライバルだった男にヴィーが撃たれ、お祭り騒ぎしてたゲームユーザー達に人が死ぬようなゲームは消すよう呼びかけた。そしてこれに成功、見事《NERVE/ナーヴ》登録者は0になりゲームは消滅したのだった…

 

そして撃たれたはずのヴィーはなぜか無傷

 

実はライバルの男も巻き込んで一芝居うっていました、めでたしめでたし!という

 

本当めでたしめでたし

…って感じで。

激しめアクションや、ホラー、サスペンスが好きな人には若干物足りないかも…意外と皆無事なので「ぁ、なんだ大丈夫なんだ」っていう拍子抜け感は凄いです。

 

そこまで大事も起きず、若者が頑張って何かと戦い成し遂げる青春映画だと思えば、なかなか面白いと思います。

リアリティは◎

ヴィーのラメラメグリーンドレスとイアンのジャケット姿がとても似合っていて素敵なので、お洒落好きな人にも是非見てほしい作品だと思いました。